2021.10.07(木)
昨日はキャリアコンサルタントの役割拡大の一次支援・二次支援までいったので、次は三次支援からいきます。
下の図の現在に当たる部分の三次支援:個の組織・職場での役割・居場所作りについて
三次支援の役割:再適応行動からキャリア開発につながる現場活動の支援へ
三次支援とは、組織の中での自身の仕事、役割、居場所作りへの支援である。とりあえずの一歩を組織の中での役割や居場所作りに変えていく三次支援では、キャリアコンサルタントが幅広い現場活動を理解することが重要。
個人の成長と組織の変化に目を置き、業務の改良、工夫、改善、そして業務に対して自分のもつ多様な力を発揮し、さらには自分にとって重要な価値観を発揮することを通して自分らしさを日常業務に刷り込むことにより、標準業務を個人の仕事の仕方・個性化につなげ、それが自身の企業組織における仕事作りとキャリア開発、そしてキャリア形成の確立を促す。この一連の活動に対する支援がキャリアコンサルティングの三次支援となる。
要は、標準業務をマスターしてそれをこなしていくことも大切だけど、それだけではなくさらに一歩進んで、業務改善に自分らしさを取り入れ、その改善がキャリア形成の確立につながっていく。みたいな感じだけど、こんなことできるやついる?標準業務をこなすだけでいっぱいいっぱいだったり、業務の標準化をするのに力を入れることが多い中、そこに自分らしさを刷り込むなんて考えもしなかった・・・。
とりあえず、四次支援にいきます、
キャリアコンサルタントの役割拡大の表にもある通り、四次支援からは組織視点への拡大となる。個人の成長と組織の活性化を目指すためには、個人への対応に加えて、組織への対応が必要不可欠であり、それを積極的に行う支援が四次支援、五次支援となる。
四次支援では、三次支援をより有効に機能させるために、順次、組織への要請・提案の仕組みを構築していくことが重要。キャリアコンサルタントが人事部門や経営陣に対して提案することを「全体報告」としている。
この組織への提案に加えて五次支援は、制度や制度運営の方針などの組織インフラへの提案、介入、制度変更や新たな運営方針の策定などにかかる。個々人のキャリア形成上障害となっている課題や問題をとりのぞくことが合理的な視点から必要であれば、組織の仕組みや枠組みの変更・改革・改良を提言したり、その行動を実践することがキャリアコンサルタントの役割となっている。その際、重要となっているのが職業能力開発推進者の役割である。
なんか、読み進めれば読み進めるほど壮大になってきて、本当にこんな感じのキャリアコンサルタントができるのかな?と思ってきた。
でも、まぁとりあえず一通り読んでl理解を深めよう。
では、また。Chao!