2021.09.15(水)
うーん、最初っからちょっと難しい。
第10次職業能力開発基本計画・・・。まず、第1次~第9次まであったんだ。ずっとアップデートされて今は第10次になってるのか。それほど、職業能力開発基本計画ってのは大事なんだろうね。この第10次職業能力開発基本計画っていうのは、( )書きで(生産性向上に向けた人材育成戦略)とも書かれている。
なので、日本は人口減少社会になっているし、これからも人口が減るのは決まっていること。今までの資本主義社会というのは、人口増加=生産力UPとという構図になっていたけれど、人口減少が決まっている日本では、生産力UPのためには生産性向上を図るしかない。これは、量を増やすのではなく質を高めるということ。
質を高める事と平行して、これからはグローバル社会、AI技術の発展、ビッグデータ解析等の技術的進歩あり、それにともなって労働者の就業環境は大幅に変化していく。
そこで、限りある人材をそれぞれの能力を伸ばし、かつ全員参加でわが国の経済を成長させていきましょう!みたいな感じかな。
そこで、第10次職業能力開発基本計画のポイント
①生産性向上に向けた人材育成の強化
②「全員参加の社会の実現加速」
③産業界のニーズや地域の創意工夫を活かした人材育成の推進
④人材の最適配置を実現するための労働市場インフラの戦略的展開
⑤計画に基づく施策推進の目標の設定と状況の把握
ここで、④の労働市場インフラというのは、職業訓練制度と職業能力評価制度をととのえるということ。やっぱり、個々の能力を高めることは大切なんだけど、それとともに高くなった能力がるのならそれは正しく評価していきましょう。ってことかな。
このような生産性UPのために個々の能力を伸ばしていこう!って戦略の中にキャリアコンサルタントが活躍するのか。
そこでキャリアコンサルタントの「行動原則」
①キャリアコンサルティングの本質を理解し、自己研鑽を行い、活動する。
②相談者の「自分らしさ」の追求と、問題解決の支援を行う。
③個人では対処できない環境の問題を発見し、改善する。
④自己の経験や自説にこだわることなく、相談者の視点に立って、活動する。
⑤客観的な評価を行い、適切な指導を受けることによって、活動の質を高める。
これが行動原則。自己研鑽は常にやって、相談者の「自分らしさ」を大切に。環境にも問題が無いか目をむけ、自論にこだわらず、相談者の視点にたつ。最後は客観的な評価と適切な指導で活動の質を高めるのが大切。
問題の答えは相談者の中にあるっていうのに繋がるのかな。
では、今日はこんな感じで、
では、また。Chao!